教育心理学の窓

授業・学級づくりに活かす心理学
正解のない時代”を生きる力:ラーニング・コンパスが示す新しい学びの方

「OECDって聞いたことはあるけれど、正直よくわからない」「ラーニング・コンパスって、何を目指しているの?」そんな戸惑いをもつ若い先生方も多いのではないでしょうか。 OECDとは、世界各国が協力して“よりよい社会のあり方 […]

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授業・学級づくりに活かす心理学
“効率”より“大切なこと”を ― 若い先生が今こそ育てたい『働く力』

「もっと効率的に」「ムダを減らして」。学校現場でも、そんな言葉をよく耳にするようになりました。確かに、働き方改革の流れの中で、効率化は避けて通れません。 しかし、その波の中で、“働く力”そのものが弱くなってはいないか?わ […]

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授業・学級づくりに活かす心理学
感情コントロール”を育てる学級づくり ― 日常の関わりが「情動の筋トレ」になる

子どもたちの中には、ちょっとしたことで怒ったり、泣いたり、感情の波が激しい子がいます。 「どうしてこんなに感情を抑えられないのだろう」と、戸惑う先生も少なくありません。けれど、感情をコントロールする力は、生まれつき備わっ […]

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子どもの心理理解と支援の視点
グループ活動が怖い子どもに、どう寄り添えばいいのか(小学生編)

「グループ活動の時間になると、いつも一人の子がいる」「班を作ろうとすると、泣き出してしまう子がいる」「みんなで何かをするとき、必ず教室の隅で固まってしまう」 こんな場面に出会ったとき、先生方はどんな気持ちになるでしょうか […]

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授業・学級づくりに活かす心理学
「生徒と一緒につくる学級目標〜押し付けから共創へ〜」(高等学校編)

高校での学級目標づくりに戸惑うのは、決してあなただけではありません。わたしも高校の教員として、「高校生に学級目標は子どもっぽすぎるのでは」と悩みました。しかし、ある年の生徒が卒業間際にこう言ったんです。「先生、俺,クラス […]

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授業・学級づくりに活かす心理学
「生徒と一緒につくる学級目標〜押し付けから共創へ〜」(中学校編)

中学生への学級目標づくりは、小学生とは全く違う難しさがあります。「どうせ先生が決めるんでしょ」という冷めた視線。建前で発言する生徒たち。本音を言わない、でも心の奥では「認められたい」「居場所がほしい」と願っている複雑な年 […]

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授業・学級づくりに活かす心理学
「子どもと一緒につくる学級目標〜押し付けから共創へ〜」(小学校編)

こんな経験、ありませんか? わたしも担任をしていた頃、4月になると学級目標に悩まされていました。「今年はどんな目標にしよう」と一人で考え込み、結局は前年と似たような目標になってしまう。そんな繰り返しでした。 でも、ある年 […]

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子どもの心理理解と支援の視点
「原因探しより大切なこと〜不登校支援で見落としがちな子どもの今」

「なぜ学校に来られないのか、原因をはっきりさせましょう」「きっかけは何だったのでしょうか」 不登校の子どもと向き合うとき、こんな言葉を口にしたことはありませんか。家庭環境なのか、友人関係なのか、学習の遅れなのか。原因が分 […]

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教育実践と教師支援・制度への応用
「手を出しすぎていませんか?」―課題の分離が教える子どもの自立を支援する境界線の引き方

こんなこと、感じたことはありませんか? わたしも長年、学校現場にいて、そんな場面をたくさん見てきました。先生方の優しさや責任感の強さが、時として子どもの成長の機会を奪ってしまうことがあります。 カウンセリングやコーチング […]

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授業・学級づくりに活かす心理学
「発言できない子どもたち」が教えてくれた、教室に心理的安全性が必要な本当の理由

こんなこと、感じたことはありませんか? わたしも長年、学校現場にいて、そんな場面をたくさん見てきました。手を挙げたそうにしているのに、最後の一歩が踏み出せない子どもたち。正解かどうか不安で、せっかくの気づきを声に出せない […]

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